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・ミスティア支援 | その1 | その2 |
・萃香支援 | その1 | その2 |
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・紅美鈴支援 | その1 | |
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リリカ 「とりにくとりにく〜」 ミスティア「鶏肉ちがう!」 リグル 「鳥肉じゃん」 ミスティア「そーいう意味じゃなく……って、あだだだだだ! そこの幽霊、勝手に食うな!」 幽々子 「ん〜、それじゃあ頂きます」 ミスティア「いだだだだ! きょ、許可もらったらいいってもんじゃ、ひぃぃ! たすけてー!」 リリカ 「あー! それ私のとりにく〜!」 ミスティア「あんたのでもない! いて、いててっ! 歯が、犬歯が引っ掛かってるー! 早く取ってー!」 妖夢 「……結局、何しに来たんですか?」 リグル 「いや、応援しに来たんだけど。そっちは?」 妖夢 「こっちもそのつもりで……まあ、幽々子さまはどうだか知りませんが」 ミスティア「痛い痛い痛いって! ほね、骨が取れるー!」 幽々子 「スペアリブね」 リリカ 「骨付きカルビー」 ミスティア「そっちは牛だー!!」 リグル 「……噛ませ犬って、こういうときに使う言葉だっけ?」 妖夢 「さあ……」 ミスティア「ててて……。応援してくれるのは嬉しいけど、なんていうか、 思い余ってかぶりつくのは何か間違ってると思うわ」 幽々子 「だって美味しそうだったんですもの」 リリカ 「ねー」 ミスティア「思い付きで食べようとしないでよ」 リグル 「食べられるのも愛だと思うけどね。まあ、考え方の違いかな」 ミスティア「どこの世界に食べられて嬉しいとか思う奴がいるのよ」 リグル 「…………」 ミスティア「指をさすな! 指を!」 リグル 「だって、人差し指はそのためにあるんだし」 幽々子 「なにも宇宙兎と交信するためにあるんじゃないのよ。ねえ?」 リリカ 「ね〜」 妖夢 「……妙な同盟が出来てしまったような……」 ミスティア「とにかくっ! ……今日は、来てくれてありがとう。正直、こんなに支持されてるなんて思わなかったから……」 妖夢 「あなた……そこまで追い詰められて……」 ミスティア「いや別にそんなんじゃ」 幽々子 「そんな貴方には、私から素敵な塩を贈るわね」 ミスティア「……素敵? あの、贈り物なのに勝手に袋を開け……って、なんで私に振り掛けるの? ねえ?」 幽々子 「うーん、後は火力が必要なんだけど、ちょうど良い火は相手陣営だから、生でも大丈夫かしらねえ」 リリカ 「それでは改めて……。 とりにくとりにく〜」 ミスティア「ぎゃー!! やっぱりこーいうオチなのー!?」 リグル 「だってそりゃ、愛されてるから……」 ミスティア「絶対ちがうー! いだだだだだだー!」 |
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萃香「じぃ……」 慧音「……なんだ」 萃香「あなた、興奮すると角が生えるんでしょ?」 慧音「別に興奮すら角が生える訳じゃないが。……まあ、生えることは生える」 萃香「で、リボン付けてるのね」 慧音「……それの何が悪い」 萃香「悪くは無いわ。でも……キャラが被ってるかなー、とか」 慧音「キャラ? ……ふむ。うん。 ……あー……。 それについては、まあ問題ないだろう」 萃香「なんか微妙に腹立つんだけど……。視線が上半身に集中してるし」 慧音「特に含むところはないぞ、うん。私とて、鬼の歴史までは完全に把握できないからな。 鬼の平均的な体型がお前のようなすっきりした様式だとすれば、傷付く道理もない訳だし」 萃香「……傷付けまいと気を遣ってるところが余計に傷付くわ……」 慧音「む……。だとしたら、どうすればいい? リボンを付ける位置を逆にするか?」 萃香「果たして、その本科に気付いてくれる人がいるかねぇ」 慧音「それは同意だが……。割りと大雑把な人間が多いからな」 萃香「人間だけならともかく、妖怪まで大雑把すぎるからねー。 たとえば、紫とか紫とか紫とか、あとは……紫とか」 慧音「……まあ、他人の悪口はそれぐらいしておけ。どこで誰が聞いているか分からん」 萃香「いいのよ別に。あいつはね、知ってても知らなくても態度は変わらないんだから」 慧音「羨ましいのか同情すべきなのか、返答に困るな……」 萃香「仲良くならないなら、ならないに越したことはないわ。 下手に踏み込むと、酒とかたかられるし」 慧音「ふむ……。話半分に聞いておこう。 それはともかく、リボンの件はどうする? 色を変えるというのも無難な対策だが、元より色は違うしな……」 萃香「私もムラサキに拘ってる訳じゃないんだけど……。 ……というか、別に紫がどうこうってんじゃないのよ。本当よ? って、なんか変な目で見てるー!? だから違う! 紫とはただの隙間友達! 挟まったり散らしたりするだけの仲なんだから!」 慧音「いや、別に疑ってる訳ではないが……。隙間友達というのも理解が及ばんな……。 まあいいか。お互い、リボンを譲る気はないようだし」 萃香「……関係ないけど、あんたの口からリボンって言葉が出るとちょっと笑いそうになるわ」 慧音「失礼な」 萃香「ごめんごめん。でも、いいと思うわよ、リボン……」 慧音「今ちょっと笑っただろ」 萃香「笑ってない笑ってない。鬼の言うことは信用するー」 慧音「……鬼の言うことだからあてにならんのだ」 萃香「ほら、昔から言うじゃない、鬼は嘘つかないって」 慧音「言わないし。 そもそも、幻想郷の昔に鬼は居ないから本当だとしても関係ない」 萃香「え〜、そんな〜」 慧音「文句を言うな。それもこれも、お前が失敬なことを口走るからだ。 ……その報い、正統な鬼というなら正々堂々と受けてもらおうか」 萃香「……ふん、誰にものを言ってるのよ。 ちょうどいいわ。紫とリボンの関係が全く全然ひとかけらも関係ないってことを証明するためにも、 今ここであんたとの決着を付けてあげる」 慧音「いいだろう、私も久方ぶりに本気を出してやる。 このリボンを貶した罪は重いぞ、鬼の申し子!」 萃香「…………ぷっ」 慧音「だから笑うなぁー!!」 −少女祈祷中− 幻想郷に標識はない。 隙間に住んでいる妖怪が何故か所有しているという噂もあるが、博麗神社に進入禁止、 空中に50km/s制限、フランドール専用全面通行禁止、ヴワル魔法図書館に落石注意、 などという気の利いたシステムは採用されていない。 標識がなければ規制もない訳で、酔っ払いながら夜空をふらふら蛇行していても問題ない。 あるとすれば、同じ空路を飛んでいる人間とか、もしくは妖怪の類ぐらいだろう。 「……んあ〜、呑んだ呑んだ〜」 「あれー? なんか変なのがいるー」 飛来してくる萃香に気付いたのは、宵闇の妖怪ルーミア。 遠くの方から角が生えた少女が近付いてくるとあって、面白そうだからとその場に一時停止する。 「見たことないなー。あれ、食べられる人類かなー?」 心を躍らせながら、自分と似た体型の少女を待つ。 ルーミアとて遠近法は知っている、だから徐々に大きくなる半袖にも疑問は抱かなかった。 ……しかし。 「……あれ?」 どんどん、どんどん大きくなる。 いつの間にか、自分の三倍くらいになっている。 基本的に、大きな物体は遅く移動しているように見えるが、実際は見た目より速い。 暗闇に包まれていると尚更だ。 そんな訳で、ルーミアが危険に気付いたときには、かなりどうしようもないことになっていた。 「あー!」 すぽーん。 「……あー……れー……」 吹っ飛ばされるルーミア。赤いリボンが森の中に消える。 「……んあ〜? いま、なんかに当たったかなぁ……? ……まあ、いいかぁ……」 一瞬だけ感じた衝撃にも怯むことなく、引き続き『ミッシングパープルパワー』を発動 したまま夜の闇を駆ける萃香。 その後も、夜雀やら蛍やら氷精やらを弾き飛ばしながら滑空していた萃香は、自分でも 気付かないうちに森の妖怪たちの恨みを買いまくり、被害者から弾幕戦に付き合わされる ことになった。 けれど、当の本人は騒がしいのが好きだったから、復讐になったかどうかは正直微妙で ある。 教訓。 飲酒運転はやめときましょう。 ルーミア「ねえねえ。どうして萃香ちゃんはそんなに肌をろしゅつしてるのー?」 萃香 「それはね、酒で身体が火照って仕方ないからよ」 霊夢 「アル中だ……」 ルーミア「ねえねえ。どうして萃香ちゃんは角にリボンを付けてるのー?」 萃香 「それはね、どうにかしてキャラを立たせようとしたためよ」 霊夢 「キャラとか言うな」 萃香 「でもちょっと被ってるから有利という訳でもないのよねー」 ルーミア「そーなのかー」 霊夢 「はいはい……」 ルーミア「ねえねえ。どうして萃香ちゃんはそんなに身体が大きいのー?」 萃香 「それは、ね……。それは……」 ルーミア「大きいのー?」 萃香 「それ、は……」 霊夢 「元々ちっさいからでしょ?」 萃香 「ちっさい言うな」 霊夢 「ドットも粗いし……」 萃香 「ドットとかそういうこと言っちゃ駄目!」 ルーミア「そーなのかー」 萃香 「そこ、軽々しく同意しない!」 霊夢 「……めでたしめでたし」 萃香 「めでたくないー!」 紫 「そろそろ時間ねえ。……どうしたの、いつになく緊張してるみたいだけど」 萃香「……ふ、ふん。そんなことないわよ。……全然、全くこれっぽっちも」 紫 「さっきから見てると、お酒も呑んでないみたいだし」 萃香「ちゃんと呑んでるわよ。……ほ、ほら。んぐ、んぅ……」 紫 「それ、霧雨印の天然水よ」 萃香「あぅぁ! ……こ、こんなこともあるわよ。道理で酔いが回らないと思ったわ」 紫 「と思ったら、やっぱり私が差し入れした焼酎だったわ」 萃香「……うぅ……」 紫 「緊張してるんでしょ?」 萃香「……す、少しだけね。ほ、ほら、相手もいっぱいいっぱいだからさ、その空気に当てられたというか、なんというか」 紫 「貴方の方がいっぱいいっぱいに見えるけど、まあ、認めたくないならそれもいいわ。 とりあえず、これでも呑みなさいな」 萃香「う、うん……。っん、ぅん……。 ……!? こ、これは……!」 紫 「……そう。伝説の酒として名高い秘酒『鬼殺し』……。 実際は、酒の名を借りた恐るべき猛毒だったという……」 萃香「駄目じゃん! ……あぅ、でも、なんかいい気分になってきたぁ……はぅ……」 紫 「その先に見えるのが三途の川ね」 萃香「まぁた、紫も冗談ばっかりぃ……」 紫 「……まあ、これなら大丈夫かしらね。 安心なさい。貴方の後ろには、百万の鬼が控えているのでしょう?」 萃香「……はふぅ……。そうね、そうよねぇ……。 私は……。 生粋の、鬼なんだから……。 …………げっぷ」 紫 「締まらないわねえ……。 まあ、でも、このくらいが良いのかもしれないわね」 萃香「……ぷはぁ。もういっぱい〜」 どうも、紅美鈴です。 今日は私の試合っぽいですねー、なんだか紅魔館内も盛り上がっちゃってますよ。 まあ、主に咲夜さんとフランドール様のおかげなんですけどね〜。 あはは、あはははははは…………はぁ〜。 あのですね、聞いてくださいよ。 わたし、一応ここは紅魔館の門番をさせてもらってるんですけど、なんか役に立ってないみたいで。 というか、紅白や白黒の人間とか、問答無用で薙ぎ倒していくんですよ! 信じられます? 私だってね、別に入れやしないとも言ってないのに……。 ちゃんと受付用紙に住所氏名と日付、あとは血液型と血判とを書いてくれれば…………。 って、後半はなんか作為的なものを感じるんですが、気のせいでしょーかね? どう思います? そういや、お嬢様ってB型の血液がお好きみたいですよ。 てな訳で、どうも有り難がられてないみたいなんです。 なんか中国とか言われるし。 ことあるごとに中華料理をせがまれるし。 ……まったく……。 中国人のみんなが麻婆豆腐を作れると思ったら大間違いですよ! 関西人の誰もが面白いと思ってたら、今に痛い目を見るんですよ! 馬鹿にしてますッ! いや、作れますけどね。マーボー。 …………。 ……むう、何を主張しているのか判らなくなってきました。 とりあえず、パチュリー様は激しくヤサグれています。どうにかしてください。 レミリアお嬢様はそれほどでもないんですがー、やっぱり初戦第一試合ってのがアレだったんですかねー。 たとえば、出会い頭に正面衝突して複雑骨折、しかも保険は利かずに全額自腹を切り、それが原因で消費者金融の自転車操業で会社に脅迫電話が掛かりついにはクビになり奥さんには逃げられ慰謝料三百万……。 ……みたいな? って。 いたたたたたたたたたたッ!! ダメですって!! ロイヤルフレアは逃げ場ないですーッ!! あのあの、賢者の石ってそのまま投げ付けるもんじゃないですって――ッ!! いゃあああああぁぁぁぁッ!! …………。 ……どうして自分が生きているのか、それさえも判らなかったりします。 ネタキャラってお得ですよね。自分でそれ言っちゃおしまいな気もしますが。 ……あ、それとですね。 フランドール様には、手加減したらレーヴァテインで根性焼きよって可愛く言われました。 ……いえあの、てへっ☆ とか言われてもどーしたもんやら……。 ……とにかく、がんばりまーす。 おーえん、してくださるとたすかったりしまーす……。 ……てへ☆ …………orz (メモはここで途切れている……) |
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2005年 第二回東方最萌トーナメント 藤村流継承者 |