- ■ 霧雨家の人々、次回予告。
アリスの捨て身を見て、ようやく真実の愛に目覚めた魔理沙。 名医八意先生の活躍もあり、アリスは何とか一命を取り留めたのだが……。 その下半身には、まだ甘い痺れが残っていた……。
幻想郷全ての愛人関係を清算し、魔理沙はリハビリを続けるアリスを支えようと誓った。
「アリス……」 「へっちゃらよ、このくらい」
真人間になろうと魔理沙は、怪しげなメガネ男の店に週三のバイトを入れる。 刺激のない日々に戻ったが、二人は確かに幸せだった。 だが、しかし! 魔理沙のいない昼の間を狙って、元愛人のパチュリーがアリスの下を訪れる……! 彼女はこれまで魔理沙が破損した本や紛失した本の請求書を持ち、今すぐ払えとやって来たのだ。 その額、なんと二億四千万ぱちぇ!
(魔理沙には言えない……わ、私が……頑張らなくちゃっ……!)
車椅子を押しながら、人形達と一緒にひたすらチョコレートぱちぇを作り続けるアリス。 一つ、また一つデコレートする過程で、病み上がりの身体は取り返しの付かない過ちを犯しているとは誰も気付かなかった。
「魔理沙、すぐに家に帰りなさい。箒は外に立ててある……」
次回! 霧雨家の人々! 「魔理沙は知る、アリスの喘ぐ夜に!」
このお話はコンテニュー出来ないのさ!
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